和歌山で更年期障害の診察ができる病院一覧

日本では女性が閉経を迎えるのは50歳前後とされ、一般には45歳から55歳までの約10年間を更年期と呼んでいます。

更年期にはホルモンの分泌量が変化するため心身に不調が出やすくなる場合が多いようです。

こちらではそんな女性が更年期障害を治療できる和歌山県内の病院について調べ、住所・電話番号・ウェブサイトURL・受付時間・休診日などの基本情報のほか、病院の特長についても紹介いたします。

また初めて診察を受ける際に気になるポイントや注意が必要なことについても詳しくまとめています。

和歌山で更年期障害の診察ができるオススメの病院一覧

こちらで取り上げる「女性が更年期障害の治療を受けられる病院」は下記の5つの病院です。

1)かわばた産婦人科

2)やましたレディース・マタニティクリニック

3)日本赤十字社和歌山医療センター

4)うつのみやレディースクリニック

5)中山レディースクリニック

これら5件の病院は、すべて和歌山県内にあります。

住所や診察時間、休診日などの基本的な情報や病院の特長、更年期障害の治療について順番にご紹介して行きます。

かわばた産婦人科

院長は昭和24年生まれで京都府立医科大を卒業された川端寛先生です。

小児科と婦人科があり「子育て支援を含め女性と子供にやさしい空間」を目指しています。

産婦人科には「おっぱい外来」「ピル外来」「漢方診療外来」「更年期外来」「排尿障害・性交痛障害外来」「不妊外来」の6つの外来があります。

「更年期外来」では漢方療法とホルモン療法を実施しています。

アクセスは和歌山バス「延時」バス停より西へ徒歩5分です。

駐車スペースが有り、近隣には大型のショッピングセンターがあります。

住所和歌山県和歌山市土入25-1
電話番号073-453-0600
URLhttp://www009.upp.so-net.ne.jp/kawagyne/
受付時間9時~12時、15時半~18時半(水曜日・土曜日は午前中のみ)
休診日木曜日、日曜日、祝日(臨時休診、夏季/年末休診あり)

やましたレディース・マタニティクリニック

院長は山下和哉先生で、平成2年に産業医科大学を卒業されました。

主な資格は「日本産科婦人科学会専門医」、「母体保護法指定医」、「医学博士」、「FMF(NT、鼻骨、静脈管、三尖弁、子宮動脈)認定資格」、「日本産科婦人科遺伝診療学会認定資格」です。

これまで20年以上にわたり、1万人以上の妊婦さんの健診、出産のお世話をされてきました。

当クリニックは2019年1月開業で、和歌山では初めてになる「胎児ドック(胎児精密超音波検査)」を実施しています。

更年期障害の治療では「ホルモン補充療法(HRT)」「漢方療法」「プラセンタ治療」を実施しています。

アクセスはJR紀勢本線「和歌山市駅」から徒歩10分です。

診療の予約には便利なWeb予約が利用できます。

住所和歌山県和歌山市元寺町西ノ丁9
電話番号073-426-8111
URLhttps://yamashita-lmc.com/
受付時間9時~12時、16時~19時(火曜日・土曜日は午前中のみ)
休診日木曜日、日曜日、祝日

日本赤十字社和歌山医療センター

和歌山市における医療の3分の1を担う中核病院です。

高度で安全性の高い安心できる医療を提供しています。

産婦人科には「中高年医療相談外来(専門外来)」があり、月・水・金に診察を行っています。

最寄駅はJR和歌山駅、または南海電鉄和歌山市駅ですが、当センターまでは路線バス・タクシーの利用が便利です。

JR和歌山駅、または南海電鉄和歌山市駅より、最寄りのバス停「日赤医療センター前」まではバスで約20分、タクシーでは約10分です。

住所和歌山県和歌山市小松原通4丁目20
電話番号073-422-4171
URLhttps://www.wakayama-med.jrc.or.jp/
受付時間9時~17時半
休診日土曜日、日曜日、祝日、創立記念日(5/1)(臨時休診あり)

(備考:9時~17時半は原則紹介制、一部診療科は予約制で受付は8時~11時半ですが科により異なります。)

うつのみやレディースクリニック

院長は宇都宮智子先生です。

2010年に当クリニックを開院し一般不妊治療から生殖補助医療まで不妊治療をされていますが、以前は和歌山県立医大付属病院で体外受精一胚移植などの不妊治療と研究をされていました。

婦人科で更年期障害の治療を行っています。

当クリニックは和歌山市新中島から2017年11月に現在の場所へ移転しました。

アクセスはJR和歌山駅より徒歩4分です。

和歌山バス「美園町」下車すぐ、和歌山バス「JR和歌山駅」下車徒歩約4分です。

駐車スペースがあります。

診療の予約には便利なWeb予約が利用できます。

住所和歌山市美園町5-4-20
電話番号073-423-1987
URLhttp://www.utsunomiya-lc.com/
受付時間9時半~12時、16時から18時(木曜日は午前のみ、土曜日は午後が14時~16時です。)※土曜日は完全予約制です。
休診日日曜日、祝日

中山レディースクリニック

院長は中山崇(なかやまたかし)先生です。

先生は和歌山県立医科大学を昭和47年に卒業されたあと、和歌山県立医科大学や、和歌山・大阪などの医院で産婦人科医として勤務された後、平成13年9月に当クリニックを開業されました。

クリニックで産婦人科の診療を行うほか、平成14年からはマンモグラフィ講習会の講師としても活動されています。

更年期障害の治療は、漢方療法やホルモン療法を行っています。

アクセスはJR紀勢本線(和歌山~和歌山市)和歌山市駅から徒歩約1分です。

住所和歌山市東蔵前丁4番地南海和歌山市駅前ファーストビル2階
電話番号073-402-3741
URLhttp://www.nakayama-ladies-clinic.com/
受付時間9時~11時半、16時半~18時半(水曜日・土曜日は午前のみ)
休診日木曜日、日曜日、祝日

和歌山の病院で更年期障害の診察を受ける際の注意点

女性が更年期障害の治療を受けられる和歌山県内の病院について、これまで5つの病院について紹介してきました。

では実際に診察を受ける際に、どんなことに注意するとよいのか気になる注意点について見て行きましょう。

受診する科について

ほてりやのぼせ、動悸、むくみ、頭痛、めまい、不眠などの体の不調について、自分では更年期の症状だと思っていても、実は他の病気が原因となって起きているケースもあります。

自分ではまだ気づいていない、隠れた病気があるのかどうかを調べるためには、病院で検査を受けて原因を明らかにすることが必要になります。

まずは婦人科を受診して医師に相談するのが良いでしょう。

病院に行くタイミングについて

更年期の症状は人により実にさまざまですが、バランスの良い食事をとったり、休養をしっかりとって体調を整えたり、ストレスを減らすなど、生活を見直すことで、ある程度は改善することもあるようです。

更年期の症状が出る時期というのは、一般に女性の人生においては変化の起きやすい時期であると言えます。

子供のいる方ならば子供が成長して独立したり、会社で働く方であれば昇進して責任が重くなるなど、家庭生活や職業生活において立場や責任などに大きな変化が起きやすいのです。

自分を取り巻く環境といった外的な要因が、身体症状にも大きな影響を及ぼすこともあるといいます。

生活を整えてストレスを減らしたつもりでも症状がなかなか改善しなかったり、日常生活に支障をきたしているのであれば、ためらうことなく産婦人科を訪ねて医師に率直に症状を話し、相談することをおすすめします。

初診の前に準備すること

受診することになっても事前に何も準備しなければ、つらい症状や自らの置かれた状況について、医師に情報を正確に伝えることができない場合があります。

初めての診察では、医師へ正しい情報を伝え、コミュニケーションを円滑にするために、事前に基本的な事項をメモしておき、診察の際に活用することをおすすめします。

「過去にかかったことがある病気」、「現在飲んでいる薬があればその量と名称」、「最も気になる症状について、いつから出ているのか、どんなタイミングで出るのか、1日のうちでいつ出るのかなど、詳しい情報」、「月経の周期や期間」、「最終月経の開始日」、「生活習慣(嗜好品など)」、「家族が過去にかかったことがある病気」、「他に受診している病気の有無」などの項目についてはあらかじめ整理しておきましょう。

身だしなみや服装、化粧などについて気を付けるべき点

身だしなみや服装が適切ではない場合は診察や検査に思わぬ影響を及ぼしたり、正しい診断を受けられなくなってしまう可能性は否定できません。

身だしなみや服装に気を配って整えることは大切なことですし、アクセサリーなどにも配慮が必要でしょう。

・清潔な下着を身につけ、シンプルな服を着る。

・ワンピースなどではなく上下に分かれたものなど、着替えのしやすい服装にする。

・強い香りのする整髪料や香水はつけない。

・産婦人科ではスカートを着ておく。

・髪を束ねられるように、ゴムなどを準備する。

・化粧は濃くしない。

・マニキュアはネイルはしない。

・ピアス、イヤリングなどのアクセサリーは身に着けない。

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