東洋医学では、男性は8の倍数、女性は7の倍数の年齢で体調に変化が生じると言われています。
病気というわけでもないのに、自分の健康に自信がなかったり、不安を感じることがある。
そのような状態は、古来中国において「未病」と呼ばれ、何らかの病気の前兆である可能性もあります。
養命酒は、体調を整え、様々な未病の症状・状態を改善することを目的とした薬酒です。
主な効能は以下の7つ。
- 肉体疲労
- 胃腸虚弱
- 食欲不振
- 虚弱体質
- 冷え性
- 血色不良
- 病中病後
口当たりは甘く、お酒が苦手というような方でも服用しやすいという特徴もあります。
また、漢方をベースにしているため効き目が分かるまで二ヶ月ほど掛かりますが、その分穏やかに効くことから副作用なども少なく、安心して試すことができます。
養命酒の口コミ評判
服用すると、お腹のあたりからじんわりと効いてくるような感じがします。
更年期に入って気分が滅入ることが多かったですが、かなり改善された気がします。個人的には、万人におすすめできるクスリですね。
60代/女性
出産を終えてから服用を始めました。子育てに追われる毎日でしたが、疲れもあまり感じなかったような気がします。
むしろ出産前の方がつらかったので、もっと早く試していたらと思うとちょっと残念。
50代/女性
いつも冷え性に悩まされていましたが、養命酒を服用してから手足の冷えが緩和されたような気がします。
夜、なかなか眠れなかったのですが、今では寝付きもよく、毎朝快適に起きることができるようになりました。
50代/女性
毎日の仕事のストレスから休日はクタクタで何もすることができませんでした。
そこで養命酒を服用するようにしたのですが、以前より活発に休日を楽しむことができるようになった気がします。
今は、趣味の釣りをするのが休日の楽しみになっています。
40代/女性
40を過ぎて、自分の健康を維持することを目的に服用をしています。目立った症状も現れず、毎日快適に過ごすことができています。
以前は家事をするのがいつも重労働で、毎日クタクタになっていたのに、今の方が元気に過ごせているようです。
40代/女性
養命酒の主な成分・効果について
養命酒は、様々な生薬をアルコールで抽出した薬酒です。
烏樟は、神経を鎮めてよい睡眠が得られるようにする作用があります。
また、痰を除いたり、咳を鎮めるといった喉への作用や、一時的に血圧を下げる作用も確認されています。
益母草は、その名が示すように女性に様々な効果をもたらします。
血行を促したり、月経を整えたりすることで、月経時などで現れる以下の症状を改善します。
- 頭痛
- めまい
- 寒気
- 発汗
また、産前や産後にもよいと言われています。
紅花は、血行・血流をよくするはたらきがあります。
以下の症状を改善します。
- 月経痛
- 月経異常
- 冷え性
- 更年期障害
また、発がん予防や抗酸化作用にも効果があると言われています。
鬱金は、肝臓の不調や胃炎、胃酸過多などに効果が期待できます。
また、鬱金の有効成分には血液凝固の防止や鎮痛鎮静、コレステロール値の抑制、ガン抑制、抗酸化作用、アルツハイマー予防など、非常に多様な効果があることが知られています。
桂皮は、体の冷えを取り除き、血の巡りをよくする作用があります。
そのため、冷え性及び冷えからくる肩こり・関節痛・腹痛・下痢・月経痛などに効果があると言われています。
また、食欲不振・胃腸のもたれ・胃の痛みなどを改善する作用もあります。
丁字は、胃腸の消化機能を促進し、体を暖めて血行・血流を促す効果があります。
そのため、以下の症状に効果を期待できます。
- 消化不良
- 嘔吐
- 下痢
- 腹部
地黄には増血作用があります。
血行障害やホルモン分泌障害に効果があり、貧血や虚弱体質の改善が期待できます。
淫羊霍は、強壮・強精効果があり、男性の性的不能や女性の不妊、高齢者の衰弱、腰・膝の衰えなどに効果があります。
また、更年期障害の高血圧症などにも使われることがあります。
肉従蓉は、淫羊霍と同じく強壮・強精効果があります。
神経衰弱で元気がなかったり、倦怠感を感じるといったような、何となく元気が出ないという場合に適した生薬です。
杜仲は、腰・膝の痛みや妊婦の腰重、排尿困難、性機能障害、不正子宮出血、高血圧の改善などに期待できます。
また、血圧降下作用や抗ストレス、糖代謝の改善、虚弱体質改善といった作用も報告されています。
芍薬は、婦人科系の働きを整える作用があります。
婦人向けの強壮薬として、月経不順や生理痛、冷え性、不妊症への効果が期待できます。
人参は非常に有名な漢方薬として珍重されてきました。
胃腸系・呼吸器系を活性化し、免疫機能を高める効果があります。
強壮強精・消化促進・下痢止め・精神安定・血糖降下・強心・保温・抗疲労など効能は幅広く、漢方の中でも重要な薬の一つです。
防風は、風邪を防ぐ生薬として有名です。
発汗・解熱作用があり、頭痛・悪寒・発熱を抑える働きがあります。
また、関節炎・筋肉痛・身体疼痛・リウマチの鎮痛薬や、湿疹・皮膚のかゆみ・皮膚の化膿に対する消炎作用も期待できます。
反鼻は、マムシから採れる生薬です。古くから強壮強精・新陳代謝に用いられてきました。
また、全身の衰弱や内臓機能の衰え、できもの・しびれ・脳卒中後の麻痺などにも用いられます。
疲労回復や冷え性などへの効果もあります。
養命酒の他の医薬品との違いについて
養命酒が他の医薬品と異なるのは、病気を治したり予防するのではなく、その前の状態(未病)から症状を改善することを目的としているところです。
病名はわからないが、何となくつらい症状があるような場合に効果が期待できますが、はっきりとした病名がわかっている場合は当然、その目的にあった医薬品を使う方が有効です。
しかし、そのような場合においても、様々な症状を和らげるためのサポートとして服用するといった使い方もできます。
養命酒はどんな人にオススメ?
養命酒は、肉体疲労・胃腸虚弱・食欲不振・虚弱体質・冷え性・血色不良・病中病後の場合の滋養強壮を主な効能としています。
そのため、以下の様な方にオススメします。
- 毎日が多忙で疲れやだるさが次の日にも残る
- 胃腸が弱い
- すぐに胃がもたれる
- 手足の冷え性に悩んでいる
- すぐにばててしまう
- 産後の女性の方
- 何らかの病気を患っている
- 治癒した後
女性の方は、40代を過ぎると更年期障害に悩まされる方が多いと思いますが、更年期障害に伴う様々な症状を緩和する効果も期待できるので、お悩みの方は特にお勧めです。
特に目立った症状はないという方も、日頃の健康のために服用を続けることで、もっと若々しく、ますます健康な身体で生活できるようになるでしょう。
養命酒の飲み方は?
一日3回、食前または就寝前に、一回20ml服用して下さい。
また、養命酒はアルコール度数14度のお酒です(14度といえばワインと同じくらい)。
20mlを超える量を飲んでしまうと、酔っぱらうことも考えられますのでお気を付けください。
養命酒に副作用はある?
養命酒は漢方薬をベースに作られているため、目立った副作用はありませんが、薬酒であることに注意が必要です。
車などの乗り物を運転する前や、機械類の操作を行う前は服用を控えた方がいいです。
血行を促進する作用があるため、出血中の人は服用はしないようにしましょう。
アレルギー体質の方も注意が必要です。
服用後に発疹・発赤・かゆみが現れたり、胃に不快感が感じられる場合は服用を中止して医師や薬剤師に相談しましょう。
養命酒の料金について
希望小売価格は税込みで 1000mlで2,376円、700mlで1,674円です。
内容量 | 料金 |
---|---|
1000ml | 2,376円 |
700ml | 1,674円 |
養命酒の総合評価
毎日の生活の中で何となく疲れやだるさなどの症状があって、その原因がはっきりしないような時、試して見る価値はあります。
2ヶ月ほど使ってみて、効果が見られるのなら継続して服用することで、生活の改善につなげることができるでしょう。
漢方薬をベースにしているため、気になるような副作用もなく安心して服用することができるところも評価できる点です。
以前は、酒屋さんから購入することができましたが、今ではそれができなくなりました。
薬局やドラッグストアへ行って購入する必要があります。
いつも酒屋さんから配達してもらっていた身としては、これが非常に残念な点です。
しかし、医薬品として扱われるということは、その効用が認められたということも意味しているのでしょう。
7つの効用(肉体疲労・胃腸虚弱・食欲不振・虚弱体質・冷え性・血色不良・病中病後)に効果があるとしていますが、それぞれの生薬の効用を見てももっと様々な効果が期待できる医薬品です。
特に女性にはお勧め。いろいろな身体の悩みを解決してくれるかも知れません。