鳥取で更年期障害の診察ができる病院一覧

40代~50代の女性の皆さんの中には、更年期障害の症状で辛い思いをされている方も多いのではないでしょうか。

更年期障害は、単なる症状ではなくて、実は病院で治療することができるんです。

  • 病院を受診したいけれど、どこの病院が良いのか分からない。
  • 何科に行けば良いのか分からない。

こんなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そこで、この記事では鳥取県で更年期障害の診察や治療ができる病院について、ご紹介していきます。

鳥取県で更年期障害に悩んでいる女性の皆さん、病院探しの際には、是非参考にしてみてくださいね。

鳥取で更年期障害の診察ができるオススメの病院一覧

更年期障害の診察や治療を受けたい場合に、いったい何科を受診すれば良いのか分からないという女性の方も多いのではないでしょうか。

まずは、女性の体をトータルに診てくれる婦人科医に相談してみましょう。

更年期障害のさまざまな症状で悩む女性の皆さんの、全体的な相談にのってくれます。

更年期障害の症状が重いと感じる方や本格的な治療を始めていきたいという方は、専門外来を受診してみましょう。

最近では、更年期医学の専門医が診察や治療を行ってくれる「更年期外来」や女性のヘルスケアに詳しい婦人科医が全身をトータルで診てくれる「女性外来」があるので、とても心強いですね。

今回は、鳥取県で更年期障害の診察や治療ができる病院の中でも、選りすぐりの病院を5つ厳選してみました。

それぞれ鳥取県の北エリア、東エリア、西エリアに分けてご紹介していきます。

鳥取県済生会境港総合病院

鳥取県済生会境港総合病院は、鳥取県境港市唯一の公的医療機関として、急性期から慢性期までの幅広い医療を担っています。

JR境線の馬場崎町から徒歩5分の近距離にあるため、遠方から受診に行く場合でも交通の便がとても良いです。

総合病院として各診療科が協力して総合的な医療に取り組んでいる他、鳥取大学医学部からの派遣医師が診察にあたっている診療科も多くあります。

婦人科においては、鳥取大学医学部産婦人科からの派遣医師が週に3日、更年期障害などの女性特有疾患の診察を行っています。

ホルモン補充療法や漢方療法など複数の選択肢の中から更年期障害に最適な治療法を患者さんとよく相談した上で決定し、実施しています。

また、更年期障害に関連する他の疾患や病気がないかをきちんと検査し、必要に応じて鳥取大学医学部付属病院などに紹介も行っています。

住所鳥取県境港市米川町44番地
電話番号0859-42-3161
URLhttp://www.sakaiminato-saiseikai.jp/index.php?view=5273
受付時間午前8時00分~午前12時00分
休診日火・木・土・日曜日・祝日

鳥取赤十字病院

鳥取赤十字病院は、100年以上の歴史を持ち鳥取市の急性期医療を支え続けている地域医療支援病院です。

鳥取市の市街地の中心部に位置しており、日中は複数の路線バスが病院前で停車するため、本数も多くてとても便利です。

高度な急性期医療と救急医療に特に力を入れていて、外科においては鳥取県の医療機関で2施設目となるロボット手術を行っています。

産婦人科の外来においては、月~金曜日に更年期医学や女性内分泌学、漢方医学を専門とする産婦人科医が更年期障害の診察と治療にあたっています。

必要に応じてホルモン検査を行い、漢方薬の内服とホルモン補充療法を用いて治療を行っています。

住所鳥取県鳥取市尚徳町117
電話番号0857-24-8111
URLhttps://www.tottori-med.jrc.or.jp
受付時間午前8時15分~午前11時00分
休診日土・日曜日・祝日・年末年始・6月14日・8月15日

鳥取市立病院

鳥取市立病院は、鳥取市のみならず若桜町、智頭町、八頭町など多くの患者さんの診療を担っている地域医療支援病院です。

JR鳥取駅から路線バスで15分の立地にあり、市立病院のバス停で停車するため、遠方からのアクセスにも優れています。

地域の他の医療機関と協力を図ったり、岡山大学や鳥取大学の医学部と連携しながら、高い水準の急性期医療に力を入れて取り組んでいます。

産婦人科においては、更年期医学を専門とする産婦人科医が月~金曜日に更年期障害の診察と治療を行っています。

患者さんそれぞれの症状に合わせて、ホルモン補充療法や漢方薬などの代替療法、自律神経治療薬などの処方を行っています。

住所鳥取県鳥取市的場1丁目1番地
電話番号0857-37-1522
URLhttps://hospital.tottori.tottori.jp
受付時間午前8時30分~午前11時00分
休診日土・日曜日・祝日

鳥取県立中央病院

鳥取県立中央病院は、高度な急性期医療と救急医療を行う公的医療機関です。

JR鳥取駅から路線バスで15分ほどの距離にあり、日中は多くのバスが中央病院のバス停で停車するため、交通アクセスに優れています。

2018年に新病棟が完成してからは、高度な最新設備を導入して脳卒中や心臓病、がん医療に特に力を入れて取り組んでいます。

産婦人科の外来においては、女性のヘルスケアに詳しい産婦人科医が更年期障害を始めとする女性特有の疾患の診察や治療を行っています。

更年期障害の患者さんに対しては、主にホルモン補充療法を行っています。

住所鳥取県鳥取市江津730
電話番号0857-26-2271
URLhttps://www.pref.tottori.lg.jp/chuoubyouin/
受付時間午前8時00分~午前11時00分
休診日土・日曜日・祝祭日・年末年始

独立行政法人 国立病院機構 米子医療センター

独立行政法人 国立病院機構 米子医療センターは、米子市の急性期医療を支える地域医療支援病院です。

がん診療の拠点病院として高度ながん治療に力を入れるとともに腎移植などの腎臓の専門医療にも注力しています。

婦人科においては、鳥取大学医学部からの派遣医師が毎週金曜日に更年期障害の診察と治療にあたっています。

更年期障害の治療だけでなく、更年期障害と関連の多い骨粗鬆症や高脂血症などの管理と治療も行っています。

また、他の医療機関で更年期障害の治療を受けている患者さんを対象に、主治医以外の医師が助言を行うセカンドオピニオン外来も実施しています。

住所鳥取県米子市車尾4-17-1
電話番号0859-33-7111
URLhttps://yonago-mc.hosp.go.jp/index.html
受付時間午前8時30分~午前11時00分
休診日金曜日以外全て・祝日・年末年始

鳥取の病院で更年期障害の診察を受ける際の注意点

鳥取県には、更年期医学の専門医の診察や治療を受けられたり、更年期障害と関連する他の病気の発見や治療ができる病院がいくつもあるので、なんだか頼もしいですね。

病院選びをするにあたって、選択肢の中に赤十字病院や国立病院、公的病院などの大きな総合病院がたくさんあるのもとても心強いですね。

ここでは、鳥取県の病院で更年期障害の診察や治療を受ける時に、注意した方が良いポイントを2点ほどお伝えしていきます。

診療日時が限られている

鳥取県では、民間の産婦人科やクリニックに比べて、公的病院などの大病院で、更年期障害の診察や治療が積極的に行われているようです。

大病院で更年期障害の診察を受けると、骨粗鬆症や高脂血症などの関連する病気や隠れた病気も一緒に早期発見ができたり、更年期障害の治療や処置が的確に行えるといったメリットがあります。

一方で、多くの患者さんが訪れる大病院では、診療日時が限られているというデメリットもあります。

この記事でご紹介した、鳥取県済生会境港総合病院、鳥取赤十字病院、鳥取市立病院、鳥取県立中央病院、独立行政法人 国立病院機構 米子医療センターは、いずれも診療受付時間が平日の午前中のみとなっています。

中でも、独立行政法人 国立病院機構 米子医療センターにおいては、更年期障害の診察日が金曜日のみとなっています。

鳥取大学医学部の医師を病院に招いて外来診療を行っているため週に1度のみの実施となっているようです。

平日のみの診察で、病院によっては曜日も決まっているので、通院に当たっては、スケジュールや都合もよく考えた方が良さそうですね。

そして、午前中に診療受付を行わなければならないので、遠方の方にとっては少し負担が大きくなるかもしれません。

広い鳥取県で公共交通機関を利用した通院を考えると、金銭的な負担も少し気になりますね。

更年期障害の治療は、長期間にわたって根気強く取り組んでいかなければなりません。

大病院で、更年期障害の診察や治療を行うにあたっては、こういったリスクも一度考えてみられた方が良いでしょう。

紹介状が必要なケースが多い

鳥取県では、民間の産婦人科やクリニックに比べて、国立病院や公的病院などの大規模な総合病院で、更年期障害の診察が積極的に行われているようです。

このような総合病院を初めて受診する場合、かかりつけ医からの紹介状が必要となることが多い点に注意が必要です。

日常で少し調子が悪い時やけがをした時の気軽な診察や健康管理は、近隣のかかりつけ医が行って、専門的で高度な検査や治療は総合病院が行うという役割分担を行っているからです。

毎日、多くの患者さんが訪れる総合病院では、専門的な検査が必要な患者さんや重症の患者さんの診療を優先的に行わなければならないといった事情もあります。

この記事でご紹介した鳥取県済生会境港総合病院、鳥取市立病院、鳥取県立中央病院、独立行政法人 国立病院機構 米子医療センターは、紹介状を持たずに初診に行くと、初診時選定療養費という料金負担が発生してしまうので注意した方が良いでしょう。

そして、鳥取赤十字病院の産婦人科では、紹介状がない場合には初診を受けることができないので気をつけましょう。

更年期障害の診察を受けるにあたって、事前に近所の産婦人科やクリニックなどを訪れて、かかりつけ医を見つけておかなければなりません。

このように総合病院で診察を受ける場合には、事前に近隣の医療機関を受診するという時間や手間がかかってしまいますが、更年期障害は長期間にわたって向き合っていかなければならない病気です。

一度、信頼できるかかりつけ医を見つけておくという選択肢も取り入れられてみてはいかがでしょうか。

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