島根で更年期障害の診察ができる病院一覧

ゆらぎ世代とも呼ばれる更年期。

更年期に入ると体の不調だけでなく、精神面にもマイナートラブルが生じ、戸惑いや不安を覚える方も少なくありません。

なんとなくやる気が出なくなった、といった軽症から、ほてりやのぼせがひどく日常生活に支障を来たす重症まで、更年期障害の症状や度合いはさまざま。

そのうち良くなるだろう、と放置しておくと、症状が重症化するおそれがあります。

女性ホルモンの分泌量が急激に減る更年期には、高血圧症、糖尿病、動脈硬化などの病気のリスクも高まります。

更年期障害の兆候を感じたら、早めに専門医に相談することが大切です。

島根で更年期障害の診察ができるオススメの病院一覧

島根で更年期障害の診察を行っているオススメの病院を5つご紹介します。

更年期障害の症状にお悩みの方の参考になるよう、それぞれの病院の特徴やオススメポイントを挙げてみました。

いずれも更年期障害の診察や治療において定評のある病院ばかりですので、更年期の悩みの相談にぴったりです。

更年期の症状がひどいため、自己判断で市販薬を服用している方もいるようですが、市販薬は所詮対処療法で，場合によっては症状が悪化することもあります。

これってもしかして更年期障害の症状なの？とお悩みの方は、まずは専門医に相談しましょう。

三原医院

地元の医療向上に貢献する医療サービスをモットーにする三原医院。

産婦人科以外にも内科、消化器科・胃腸科、産科などもあり、がん検診や肝炎検査などの各種検査も幅広く行っています。

子宮・卵巣・乳腺がんなど、女性に特有のがんの検診も行っているので、更年期障害と合わせて、これらもチェックすることができます。

産婦人科の診察内容に関しては、更年期障害のほかに月経前不快症候群・月経困難症などの治療も可能。

交通アクセスも抜群。

JR出雲市駅・一畑電鉄出雲駅・出雲科学館パークタウン前駅に近く、出雲市はもちろんのこと、市外から来られる方にも便利な立地にあります。

あさひまちクリニック

JR松江駅前のビル2階にあるあさひまちクリニック。

松江駅と至近距離にあり、どなたでも通いやすい病院です。診療科目は内科と産婦人科で、院長・副院長ともに女医さんなので、婦人科にかかる際にも気後れなく診察を受けられます。

婦人科の診察内容は更年期障害の治療のほかに、骨粗しょう症、子宮・卵巣がん検診、月経困難症、生理不順、子宮筋腫・子宮内膜症など、女性に起こりがちな症状や病気に幅広く対応しています。

更年期障害の治療として、問診に始まり、血液検査、内診、骨密度測定、細胞診など、種々の検査と診察を行った上で治療方針を決めてもらえるので安心です。

医療法人社団壮健会松江記念病院

内科、外科、整形外科、皮膚科、小児科、歯科口腔外科など、診療科目が多岐にわたる松江記念病院。

婦人科・更年期外来はもちろんのこと、禁煙外来、生活習慣病外来などもあります。

婦人科・更年期外来では、大学医師が更年期に関するさまざまな相談に応じてくれます。

更年期障害の兆候を感じたときなどに気軽に相談できる病院です。

人間ドックや各種健康診断も行われており、乳がん・子宮がん検診も受けられるので、更年期を迎えた女性のヘルスチェックに最適。

最寄駅は乃木駅。バスなら松江市営バスから病院までの直通バスが出ているので、こちらを利用すると便利です。

総合医療センター福田内科クリニック

福田内科クリニックの特徴は、がんや認知症の早期発見、腸内フローラに対する取り組み、ホルモン補充療法など、今後の医療傾向を見据えた統合的な医療サポートを提供していること。

婦人科外来では、更年期障害の診察・治療のほかに、月経不順、月経前症候群、子宮・卵巣・乳がんの免疫治療も行われています。

最新の診察方式であるオンライン診療も取り入れており、会員登録を行い、オンライン上の予約システムを利用すると自宅にいながらにして診療を受けることも可能。

オンライン診療は19時以降に設定されているので、日中にどうしても時間が取れない方におすすめです。

かじクリニック

かじクリニックの診療科目は、婦人科、婦人皮膚科、美容外科、美容皮膚科、形成外科、皮膚科と幅広いことが特徴です。

婦人科での診療内容は、更年期の女性の健康相談に応じているほか、性感染症、子宮・卵巣がんの検査・治療、女性ホルモンの検査、漢方治療など、多岐にわたっています。

婦人科と美容科に関しては、女医を中心に女性のスタッフが対応してくれるので、更年期についての悩みも気軽に相談することができます。

婦人科系のトラブルだけでなく、美容についての相談がある方に便利に利用してもらえます。

市営バスの県民会館バス停前と交通アクセスもよく、車でお越しの方には県民会館駐車場のサービス券の提供もあります。

島根の病院で更年期障害の診察を受ける際の注意点

島根の病院で更年期障害の治療を受ける際に注意したいポイントを以下に3つ挙げてみましょう。

更年期に入る時期には個人差があり、早い方では40代の半ばから不快な症状を感じ始めます。

更年期なんて、まだまだそんな年ではないと思っていても、女性ホルモンの分泌変化は刻々と進行中。

つらい更年期をできるだけ楽に過ごすためには、早めに専門医に相談し必要な治療を受けることが大切です。

更年期に入る頃からは生活習慣病のリスクも増大します。

気になる症状があれば、自己判断で薬を飲んだりせず、更年期外来のある病院できちんと診察を受けましょう。

病院に行く前に確認しておきたいこと

更年期障害の症状は多種多様。

頭痛・めまい、ほてり・のぼせ、冷え・むくみにはじまり、倦怠感、不眠、イライラ、うつ、動悸・息切れ、肩こり・腰痛など、あらわれる不快症状には個人差があります。

更年期障害の症状は、風邪や体調不良、月経前症候群などに似通っていることから、自分ではなかなか自覚できないこともあります。

更年期外来を受診する前にまずどのような症状が、いつ頃から始まったのかを思い起こしてみましょう。

受診時の問診では、どのような症状が、どの程度の頻度・度合いで生じているのかを尋ねられます。

医師が的確に症状を把握できるよう、どんな症状が出ていて、どの程度日常生活に影響を及ぼしているかをメモしておくようにしましょう。

まだ月経が続いている方に関しては、基礎体温表を持参するのもいいでしょう。

月経周期や出血量の異常、月経前症候群があるかどうかなどに関しても、医師に聞かれたからすぐに答えられるようにしておきましょう。

早めに受診する必要性

更年期にかかわる症状には、更年期症状と更年期障害の2つがあります。

更年期症状はあらわれている症状の種類が少なく、度合いも軽度で、中にはまったく自覚症状を感じない方もいます。

なんとなく不快ではあるものの、日常生活に影響を及ぼすほどではないものは、一般的に更年期症状と呼ばれています。

これに対して症状の度合いが激しく、日常生活に支障が出ている状態は、更年期障害と呼ばれています。

更年期症状の段階では、運動や食事に気を配り、軽い薬を服用することで、症状が緩和させることもありますが、更年期障害になり症状が重症になると、更年期外来での治療が絶対必要になります。

日常生活に支障を来たしているにもかかわらず、病院を受診せずに放置しておくと、症状はさらに悪化。

重症化すると、精密検査が必要になったり、長期にわたって治療を継続していかなければ症状の緩和が見込めない状態に陥ります。

女性ホルモンには、生活習慣病の発症を抑制するという重要な役割がありますが、更年期に入り女性ホルモンの分泌が激減すると、途端にいろいろな病気のリスクが増大します。

高血圧症、糖尿病、動脈硬化などの予防のためにも、早期に更年期外来を受診されることをオススメします。

通いやすい病院を選ぶ

更年期外来のある病院はたくさんあり、どの病院を選べばいいのか非常に迷ってしまいます。

更年期外来の病院を選ぶ際には、それぞれの病院の診療体制・時間・治療方法・治療方針などについてよく調べもっとも納得のいくところを選びましょう。

仕事をしている方であれば、曜日による診療時間の違いにも注意を払い受診しやすい病院を選ぶと安心です。

更年期外来のある病院の中には、診療を受ける前に予約が必要なところもあります。

男性の医師に診察されることにためらいを感じるようであれば、女医さんのいる病院を選びましょう。

また更年期の症状以外にも気になる症状がある場合には、内科や皮膚科、美容科などを併設してする病院がオススメです。

更年期障害の治療は往々にして、治療期間が長引くこともありますので、通うのに便利で交通アクセスのよいところを選ぶこともポイントです。

実際にその病院を受診した方の意見や感想を聞くのも、病院選びの参考になります。