なんだか最近、イライラしやすくなったり、体がだるいなどの変調を感じている場合には、更年期障害が疑われるかも知れません。
この病気は、40代から50代の女性に現れやすいと言われます。
もしも心当たりがあるなら、放置せずに治療を考えていきましょう。
更年期障害も悪化すれば、うつ病などに発展するリスクもありますし、日々の生活を楽しむためにも、早めの対処が好ましいものです。
東京には更年期障害の治療を得意とする病院が複数ありますので、中でもおすすめのものを紹介していきます。
目次
東京で更年期障害の診察ができるオススメの病院一覧
イライラや火照り、異常な発汗があるなど更年期障害が疑わしい時に、訪れてみたい病院・クリニックを5つピックアップしてみました。
更年期障害は早めの受診が好ましいものの、東京には多数の医療機関がありますから、どこにするのか選ぶのは悩みやすいところです。
下記ではおすすめの医療機関について、特徴や得意分野などを詳しく紹介していますので、ぜひ、参考にしてみてください。
相談しやすい女性医師が在籍しているクリニックも、ピックアップしています。
広尾レディース
JR東日本と東京メトロが乗り入れる、恵比寿駅から徒歩2分と言う好立地にあるクリニックです。
駅近で且つ、待ち時間の心配がない完全予約制となっており、利便性は高めと言えます。
複数の専門外来を用意しているのですが、その中に更年期障害外来があるのが特徴です。
このために専門性の高い治療を期待できるでしょう。
治療方法は漢方薬やホルモン療法などを用いる他、リラックスを促すような薬品も利用できます。
女性医師が在籍しているため、同性に悩みを聞いてほしい時にもおすすめ。
女性医師を希望する際には、予約時に申し出ることが必要です。
住所 | 東京都渋谷区恵比寿1-12-1 CRD Ebisu 1stビル 5F |
電話番号 | 03-5447-2900 |
URL | http://www.hiroo-ladies.com |
受付時間 | 月~金 10:00~13:00、14:30~17:00 土 10:00~14:00 |
休診日 | 土曜日午後、日曜日 |
Jメンタル五反田駅前クリニック
2019年に五反田にてリニューアルしたクリニックです。
心療内科、精神科、漢方内科と複数の診療科目があり、根本治療を目指しているのが特徴です。
中々治らなかった不眠症などの症状が、このクリニックを利用したら改善し始めたと言うような事例が多数となっています。
更年期障害については患者さんにとって最適な方法で、根本治療を目指していく方針です。
ホルモン剤や漢方薬を駆使しつつ、自律神経の調整や心理療法なども大切としています。
同クリニックは、JR東日本など複数路線が使える五反田駅から徒歩1分となっており、アクセスは良好。
使い勝手の良いWEB予約も用意されています。
住所 | 品川区西五反田2-5-2 五反田東幸ビル7F |
電話番号 | 03-3491-7776 |
URL | http://www.j-mental.com/ |
受付時間 | 月~金 10:00~13:30、15:00~19:30 土 10:00~13:00、14:00~17:00 |
休診日 | 日曜日、祝日 |
エミーナジョイクリニック銀座
日本や米国研究所と協力しつつ、対症療法や薬は必要な分だけの使用に留め、心と体の健康を促進して、根本的に治療することを目標としています。
西洋医学に対して自然医療や東洋医学を融合し、体に負担が少ない医療を心がけているので、無理のない治療を希望する方には良い選択肢となってくれるでしょう。
更年期障害の治療に関しては、バイオアイデンティカルホルモンを利用するのが特徴です。
これは保険対応のホルモン治療とは異なり、副作用が少ないとされています。
更に抗炎症治療やホルモンの代謝サポートなども組み合わせて、根治治療を目指していきます。
住所 | 東京都中野区中野5丁目26-8 |
電話番号 | 03-6278-7115 |
URL | https://www.eminaclinic.com |
受付時間 | 火~土 10:00~19:00 |
休診日 | 月曜日、日曜日 |
代官山パークサイドクリニック
体に負担が少ない治療をモットーとしており、対症療法に頼らない根治治療と予防医学を提唱しています。
東急東横線・代官山駅から徒歩2分と好立地で、バスを使う場合には東急トランセバス「代官山町」から歩いて数秒の距離となり、アクセスは極めて良好です。
口コミでも人気の病院で、利用者満足度は高めとなっているのも特徴となります。
西洋医学に加えて東洋医学のエッセンスをミックスしており、更年期障害に関しても漢方薬やホルモン治療で根本治療を目指します。
他には運動療法の指導やプラセンタを用いて女性ホルモンをコントロールすることも可能です。
住所 | 東京都渋谷区代官山町 16-1カスティヨ代官山 2F |
電話番号 | 03-5456-6282 |
URL | https://www.parksideclinic.jp/ |
受付時間 | 10:00~14:00、16:00~19:00、木金のみ 19:00から21:00 |
休診日 | 水曜日、土曜日、日曜日午後、祝日 |
みやぎしレディースクリニック
女性医師が院長を勤めているクリニックで、女性特有の病気に詳しいのが特徴です。
院長は1997年から大学医療センターなどで産婦人科医として勤務し、実績を重ねてきました。
2017年にはみやぎしレディースクリニックを開院し、女性ならではの各種疾患を治療しています。
更年期障害については予め検査をしてから、患者さんにあわせた治療計画を立てていく方針です。
ホルモン治療の他に漢方も複数種類から適切なものをセレクト。症状に合わせて治療方法を考えてくれるのがポイントでしょう。
不安などのメンタル的な症状が強い場合には、精神薬の処方も可能となっています。
住所 | 東京都目黒区八雲1-3-6 K-crossビル301 |
電話番号 | 03-5731-8866 |
URL | https://miyagishi-lc.com/ |
受付時間 | 09:00~13:00、15:00~18:00 火:午後17:00まで 土:午前14:00まで |
休診日 | 水曜日、土曜日午後、日曜日・祝日 |
東京の病院で更年期障害の診察を受ける際の注意点
更年期障害は誰にでも訪れる可能性がある疾患ですので、おかしいと気付いた時には受診を考えたいもの。
大したことないと放置していて、悪化すると治療にコストも時間も掛かってきます。
せっかくの人生ですからイライラや体調不良を抱えたままではなく、問題を解決してスッキリ気分良く暮らしていくのがおすすめです。
ここで、効果的に更年期障害を治療するためにも、診療を受ける際に気をつけたいポイントがあるので、紹介していくことにします。
受診の際には注意して、適切な治療を受けるように心がけていきましょう。
保険対応とそうではない治療の見極め
更年期障害の治療に関しては、保険対応となるホルモン充填治療や漢方薬の処方が一般的です。
これらの方法は効果も一定の水準が見込まれており、しかも、価格的にもリーズナブルなので取り入れやすい方法と言えます。
しかし、だからと言って常に保険対応の治療方法が好ましいとは限りません。
リーズナブルな分、治療方法としては先進的ではなくなっており、新しく改良された手法・薬品に比べてデメリットがある場合もあるのです。
他方の保険外治療でしたら、価格的には高価になりやすいのがデメリットですが、その分はより高い効果が期待できたり、副作用が少ないなどの嬉しいメリットがあることも少なくありません。
まずは保険対応で始めて問題が出れば、非対応の方に切り替えていくのも良いのですが、気に入った方法があれば最初から試していくのもおすすめです。
この辺りの判断は自身でリサーチしつつ、医師にも相談して適切な方法を考えていくと良いでしょう。
自身で生活習慣を見直すことも大切
更年期障害については、医師による治療が効果的なことは言うまでもありません。
これに加えて、自身の生活習慣を見直すと、治りを早めることができる可能性があります。
例えば運動についてですが、軽いウォーキングやサイクリングの習慣があると、更年期障害にも有効なことがわかってきました。
中でも効果的とされるのが有酸素運動です。
体脂肪を燃やすために負荷の軽い、持続可能な運動を有酸素運動と言いますが、これを習慣づけることで重症度が明らかに低下したと言う報告があります。
まずは一日20分からでも、続ける習慣を作ってみてはいかがでしょうか。
また、食事についても重要と言われています。
女性ホルモンを整える作用がある大豆を多く摂取したり、主食と副食のバランスをみなすことでも、改善の可能性があります。
このように自身でも努力していくと、治療も効率的に進むことが期待できるので、受診の際には運動や食事についてアドバイスを貰える医師を選んでいくのもおすすめです。
更年期障害かどうか悩んだら早めに受診を
更年期障害は症状の現れ方も幅広い上に、他の疾患と区別するのが難しいこともあり、自身では不調に気づきながら、対処方法がわからないケースもあります。
このような体調が思わしくないけれど、原因がはっきりわからない時には、自身で悩まずに医療機関に相談してみるのがおすすめです。
現在は検査も進歩していますから、更年期障害かどうかは見極めやすくなっています。
特に症状が軽い場合でも、プレ更年期の間に予防的に治療していくと言う考え方もあるので、おかしいと感じたら積極的に受診を検討してみましょう。
現在はクリニックの公式サイトにセルフチェックが用意されていることも多いので、これを利用していみるのもありです。
また、これまでに自律神経失調症などの診断を受けていて、治療しているのに効果がないような時にも、セカンドオピニオンとして受診を考えてみるのがおすすめ。
更年期障害と自律神経失調症は症状が被る面があるため、医師としても判断が難しいことがあるためです。